美容師は海外でも需要が多い!

日本人美容師の技術は世界の中でもトップクラスだと言われています。そのこともあってか、美容師として海外で働くことを目指す人は多くいます。サロンによっては海外勤務や海外研修もあります。美容師という仕事は、海外でも非常に需要のある仕事なのです。
日系サロンが増加中
日本人が海外で美容師として働く場合は、日本人が多く住んでいる地域にあるサロンで働くことになります。言葉に不安のある日本人留学生や在留邦人が利用できるサロンの需要が年々増えている傾向があるようです。このようなお客からすれば、勝手の分からない海外で同じ日本人とコミュニケーションが取れるというのは大きな安心感につながります。ちなみに、もともとその地域に住んでいる人も当然訪れますので、語学力は必要です。初めて海外挑戦をする場合は、このような日系のサロンから働き始めるのがおすすめです。
美容師として貴重な経験ができる
美容師として海外で働くメリットは、最先端のトレンドに触れられるという点です。流行が生まれる地域として、NY、パリ、ロンドンあたりは勤務地として人気があります。最先端の環境で働くことによって、トレンドを知るだけではなく高い技術を習得することができますし、外国人に対する接客の経験は帰国後も大いに役立ちます。さらに、労働環境も日本とは大きく異なります。海外のサロンでは残業がほとんどありませんし、同僚からの仕事に対する干渉もありません。自分のペースを乱されることなく、余裕をもって働くことができます。
ちなみに、海外で働く方法はサロン勤務だけに限りません。日本人が海外で挙式をする場合に、同行してヘアメイクを行うヘアメイクスタッフとしての仕事も存在します。海外挙式の定番であるハワイやワイキキが同行先としては多いでしょう。すべて日本人相手の仕事になるので、語学力に自信がないうちは選択肢の一つになるかもしれません。
必要なものを知ろう
海外で働く際にまず必要なのは語学力です。その国の言語で基本的なコミュニケーションがとれるだけでなく、専門用語などを活用しながら仕事の会話がスムーズにできるようになるのが理想です。そして就労ビザも必須です。美容師に限らず海外で働く際には必要なものになりますが、就労ビザの取得はなかなか難しいので、ワーキングホリデーを利用して働いている人も多くいます。
参考までに、実際に海外で働いている美容師の経験談をみてみましょう。こちらの「モアリジョブ」では現在NYで働く美容師の方にインタビューを行い、働くまでの経緯や就職の方法などを紹介しています。
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また、具体的な免許の取得方法や必要なカリキュラムも知っておきましょう。こちらの美容師向け情報サイト「CM&JOB」に、詳しく掲載されています。
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海外で働く前に知っておきたいこと
海外で働く前に考えておこう!
海外で働くにあたって大切なのは「なぜ」海外に行くのか、その理由をはっきりとさせることです。あやふやな状態で渡ってしまうとイメージとのギャップで失敗してしまう可能性があります。しっかりとした計画を立てましょう。