看護師が海外で働くとスキルアップできる!?

海外で活躍できる仕事として、看護師について紹介します。海外の看護師は立場や環境が日本とは異なるため、スキルアップしやすいと言えます。また、水準の高い医療を経験できるため、多くの知識を得ることができます。
日本とは立場が違う
医療職には様々な種類があります。医師や看護師、薬剤師、理学療法士など多くの職種がある中で、日本では医師の立場が一番上です。しかし、海外の場合はこういった立場の違いがありません。それぞれの職種が独立し、対等な立場なのです。日本のように医師をトップとして、出される指示をもとに看護師やその他の医療関係者が動いていく方式ではありません。そのため、患者の治療方法や運営に対する考え、意見をぶつけ合うことができるのです。
看護業務に専念できる
カルテの整理やその他の雑用を日本では看護師が行います。しかし、海外では「看護助手」がこういった仕事を行うため、看護師は本来求められている看護業務に専念することができるのです。そのため、必然的にスキルアップのスピードも速くなります。アメリカではスキルのある上級看護師が聴診器を使って患者の診断をすることもあります。このように、海外では日本よりも医療行為に特化した役割を持つ看護師がいるのです。
情報収集におすすめのサイト
このように活躍の幅が広い海外の看護師になるためにはどうすればいいのでしょうか。以下に、参考になるサイトを紹介します。
まずは「ナースときどき女子」です。看護師向けに役立つ様々な情報を発信しているサイトです。こちらのページでは、海外で看護師をする場合に選択肢に入ってくる国として、オーストラリアで看護師になる方法を紹介しています。
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また、より具体的にどういった部分が日本とは異なるのかといったポイントを掲載しているサイトとして「infy」を紹介します。infyも看護師向けに情報を発信しているサイトであり、仕事のことやプライベートのことまで、様々な情報が掲載されています。
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高水準の医療
海外の医療を取り巻く環境は日本とは大きく異なります。国によってはテロ対策を行っていたり、外来種の病気に対する対策が進んでいます。より世界水準の医療を経験できるでしょう。大学などの研究機関と手を組み、学術研究も進んでいます。日本よりも行える医療行為の幅も広く、多くの知識や経験を得ることができます。また、海外でも国によっては日本と同じように高齢化社会の問題を抱えています。そういった国の場合は、介護福祉系の施設への入職も選択肢に入ってくるでしょう。
海外で得る経験は、後々帰国することになったとしても必ず現場で役に立つものばかりです。海外で働きたいと考える看護師はぜひ挑戦してみてください。
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海外で働く前に知っておきたいこと
海外で働く前に考えておこう!
海外で働くにあたって大切なのは「なぜ」海外に行くのか、その理由をはっきりとさせることです。あやふやな状態で渡ってしまうとイメージとのギャップで失敗してしまう可能性があります。しっかりとした計画を立てましょう。