年齢や性別に縛られない「オーストラリア」

オーストラリアで働くことを考えたときに事前に知っておきたい、オーストラリアの国民性や働き方の特徴について紹介します。日本人がオーストラリアで活躍するには、一体どのような点を意識しながら働く必要があるのでしょうか。
オーストラリア人の特徴
まず、オーストラリア人の国民性について紹介します。オーストラリア人は明るく陽気で、ポジティブな性格の人が多いと言われています。その他に、プライドの高い人も多く、プライドが傷つけられた際には大きく落ち込んだり、強く反論してくる人もいます。そのため、不用意にプライドを傷つけるような発言はしないように注意してください。また、はっきりと物を言う人が多いです。裏表なく自分の意見を言ってくるまっすぐな性格の持ち主が多いのです。
そして、マイペースな人が多いです。周りから急かされることを嫌い、自分のペースで落ち着きながら働きたいと考える人が多いので、このような特徴に合う性格の持ち主はオーストラリアでは働きやすいでしょう。
差別がなく実力主義
では、働き方の特徴についてみていきましょう。オーストラリアは海外の勤務地として人気が高く、現在オーストラリアに住む日本人は9万人ほどいるとされています。人気の理由にはいくつかあり、まずオーストラリアの職場では差別がありません。人種だけではなく性別や年齢の違いで仕事の能力を計られるようなことはありません。日本でも女性の社会進出が進んでいますが、オーストラリアと比べるとまだまだ平等な状態とは言えません。オーストラリアは実力主義のため、自分に仕事の能力があれば余計な差別に足を引っ張られることなく活躍していくことができます。
そのため、働く際には自分にどのような能力があるのかというアピールをする姿勢が重要になります。仕事の能力が重視されているので、この点を遠慮せずしっかりアピールしていくようにしていきましょう。
転職は当たり前
オーストラリアでは転職が当たり前のことです。むしろ、ステップアップを狙った転職をすることができないのは能力の足りない人であるという意識さえあります。より高いステージで活躍する自分をイメージして、スキルを磨きながら働いていくことが必要になります。
それはオーストラリア人だけではなく、共に働く日本人に対しても求められる姿勢です。日本人だからこそ、自分だからこそできることはなんなのか、どのようにして職場に貢献することができるのか、というのをしっかり伝えられるようにしておきましょう。日本のように、立場や役職の違いがある中で周りに忖度して働くのが面倒だと思っている人には、オーストラリアは非常におすすめです。
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